2019年7月20日 学びのWA



7月例会を終えて


 

○昨日は多くの学校が1学期を終えた後の土曜日でした。

 

 6月はたくさんの学生さんの参加(41名)でしたが、今回は現職の先生の参加が多かったようです。
 全体で25名の参加者でした。(内13名が現職教諭)
 今回、遠くは長野県や静岡県の先生も来ていました。

 

 どちらも今の教室で、自分の実践を自省的に捉え、突き当たる壁を乗り越えていく点が共通していたと思います。
どちらも今の教室で、自分の実践を自省的に捉え、突き当たる壁を乗り越えていく点が共通していたと思います。

 

※次回の例会は9月28日(土)です。
 夏休みを豊かに過ごすヒントとして、夏に行われる楽しい学習会を、今後の記事で紹介していきます。
(陽)

 

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○話を受けてのグループトーク(学びのWA

 

 若い人からは、自分たちの1学期の様子に照らして、共感の声が寄せられました。

 

 ベテランからは、
「自分も駆け出しのころにはそうだったけれども、同じ道を歩いているから大丈夫だよ。」
と励ましの言葉がありました。

 

 教育実習イメージを開きつつ、「現場に入ったら先輩のようにあることができるのだろうか。」と学生さんからの素直な疑問が投げかけられた場面がありました。
 そこへは、
「迷いながらの毎日だけれども、なんとか1学期を終えることができた。」
と、飾らない姿をもって応答する、現場に入ったばかりの先生方の姿がありました。

 

「学生時代に学びをつくる会に来て、よい実践の様子を聞いたために、今の現場と、自分の中に生じてしまった理想とがせめぎあって悩むことが多い。」
と語り出した若い教師は、グループで話す内に、それでも1学期に1つ、自分の理想に近づくために前進していることを確認していました。

 

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○参加者の感想から

 

○1年目として、共感することがたくさんありました。悩みや葛藤を抱えているのは自分だけでないのだときづくことができました。楽しい瞬間、嬉しい瞬間を逃さないように2学期からも子供達と共に頑張っていこうと思います。まずはリフレッシュしたいと思います。健康な自分の身体を大切にしたいです。(K.Iさん)

 

○現場の具体的な話が聞けてよかったです。新任の先生の話を聞くという機会は、今まであまりなかったので、たいへんなことや、どのような悩みや葛藤があるかなどを聞くことができてよかったです。
中村先生の「なりたい自分になってほしい」という考えは、私も強く思っていて、実践したワークショップの話が聞けてよかったです。
学生の内に、先生としてのベースを広げていこうと思いました。(I.Tさん)

 

○今日は素敵なお話をありがとうございました。同じ初任者として「わかる」「そうだよな」と、お話を聞いていました。つらいこと、たいへんなことが多いですが、何か心が楽になっていく自分がいました。自分もよく「いっていることが分からない!」と(子どもに)言われることがあります。稲葉さんと同じで、「そうだよね。ごめんよ。」なんて返事をしていました。子どもによりそい、Yくんがクラスに受け入れられる過程を見て、授業が上手くなくても、稲葉さんの接し方がYくんを救ったのだと思います。まとまらないですが、同期として頑張り過ぎない程度に頑張りましょう。(T.Hさん)

 

○困難な現場で、子どもの声を聴きとる力が大切であることを、お二人の実践から改めて学ばせていただきました。まずは私自身が「聴きとる体」と、ささやかな日常の一コマに「共感し合う感覚」を大切にしていきたいです。(T.Mさん)